● 大友良英:リーダー、ギター
● 珍しいキノコ舞踊団
● プロジェクトFUKUSHIMA!
● さっぽろ八月祭スペシャルビッグバンド
● オーケストラSAPPORO!
大友良英 音楽家
1959年横浜生まれ。実験的な音楽からジャズやポップスの領域までその作風は多種多様、その活動は海外でも大きな注目を集める。また映画やテレビの劇伴作家としても数多くのキャリアを有する。
近年は「アンサンブルズ」の名のもと様々な人たちとのコラボレーションを軸に展示作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、一般参加型のプロジェクトにも力をいれている。震災後は十代を過ごした福島でプロジェクトを立ち上げ、2012年プロジェクトFUKUSHIMA ! の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞。2013年には「あまちゃん」の音楽でレコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞している。2014年国際交流基金とともにアンサンブルズ・アジアを立ち上げ音楽を通じたアジアのネットワーク作りにも奔走している。
2015年、札幌国際芸術祭2017のゲストディレクターに指名された。
珍しいキノコ舞踊団
様々な角度から「ダンス」を捉え、その作品の発表を通してオリジナリティーの確立を目指すダンスカンパニー”珍しいキノコ舞踊団”。発表する場も様々であ り、劇場空間での作品上演のほか、屋外、美術館やギャラリー、倉庫など、大きさや形態も異なる特異な空間での公演も積極的に行っている。様々な空間で立ち
上がるダンスを観客とともに体験し、それぞれの場所、それぞれの身体がもっているダンスを探り、楽しむことを主題としている。
代表作「フリル(ミニ)」は、日本舞踊批評家協会新人賞、千年文化芸術祭特別賞を受賞し、アビニヨン演劇祭など世界6都市で上演され好評を博した。また日 豪修好150周年を記念して開催されたダンスフェスティバル『AJdX2006』で制作した作品「3mmくらいズレてる部屋」は、シドニーオペラハウスほ か国内外6都市で上演された。そのほかにも、ケネディセンター主催の国際フェスティバル「JAPAN! CULTURE+HYPER CULTURE」(ワシントンDC)や、国際交流基金主催の現代美術展「KITA!! Japanese Artists Meet Indonesia」(インドネシア)に招聘されるなど、国内外のシーンで広く活動している。
Some new casts are going to appear.
プロジェクトFUKUSHIMA!
2011年3月11日の東日本大震災後、福島の現在と未来を世界に発信することを目的に、音楽家・遠藤ミチロウ、大友良英と詩人・和合亮一を代表とし、福島県内外の有志によって結成。「フェスティバルFUKUSHIMA!」は毎年8月に福島で開催されるほか、インターネット放送局「DOMMUNE
FUKUSHIMA!」を運営するなど、さまざまな活動を継続的に行っている。2013年からは盆踊りの祭りを始め、福島のみならず愛知、多治見、札幌など全国でも展開している。
2015年より山岸清之進が新代表に就任。活動開始から5年目を迎えた現在も、活動に賛同するメンバーは増え続け、各地域で自主的な活動も始まっている。
「さっぽろ八月祭」の盆踊り演奏は、やはり札幌のアーティストにお願いしたいという想いのもと選抜・編成されたバンドが「さっぽろ八月祭スペシャルビッグバンド」です。
大友良英氏がリーダーとなって率いるこのバンドは、普段は個々で活動するアーティストたちが1年に一度、八月祭のためだけに集結して演奏します。
(画像クリックで各紹介ページが表示されます)